私のこと
3人姉妹の長女。元々は理科・科学少女でホーキングなどに憧れていたが、頭が足りなくて挫折。でも、昔は本気で宇宙の研究をしたかったし、NASAに行きたいとも思っていた。学問で宇宙は諦めたので、WEB空間に小宇宙を作ることに方向転換し(全然違うじゃないかと言われそうだが、自分の中では一応関連がある)、現在に至る。いつの間にかインターネットのヘビーユーザー。
子供の頃について
帰国子女で、子供の頃3年半ほどアメリカに住んでいました。楽しいことばかりではなかったはずだけど、今の私に残っているのはキラキラした思い出ばかり。アイオワでの暮し、そして旅行で訪れたシカゴという大都会・ミシガン湖のほとりで今の私が形成されたと思っています。
好きな作家
池澤夏樹 長野まゆみ 稲垣足穂 ノヴァーリス ヘッセ ゲーテ プルースト サン=テグジュペリ 辻邦生 宮澤賢治 須賀敦子 日野啓三 葛原妙子 佐々木丸美 寮美千子 ベンヤミン ロレンス・ダレル 星野道夫 安部公房 ブルーノ・シュルツボルヘス J・G・バラード ブラッドベリ ユルスナール
堀江敏幸などなど。他にもたくさん好きな作家はいますが、書き出すときりがないので・・。
好きな漫画家
内田善美(私にとっての「神」) 鈴木志保(『船を建てる』を読んだ時は衝撃を受けた) 鳩山郁子(完璧な少年世界) 藤原薫(『思考少年』は素晴らしい) 萩尾望都(『トーマの心臓』『ポーの一族』など傑作が多数) 竹宮恵子(初期のSF短編が好き。『変奏曲』もよい。でも完結していない・・) 岩館真理子(『アリスにお願い』ではまった) 三原順(『はみだしっ子』『ビリーの森 ジョディの樹』) 水樹和佳子(やっぱり『イティハーサ』) 高野文子(『絶対安全剃刀』『黄色い本』がお気に入り) 漆原友紀(心に沁みる郷愁、不可思議な蟲の生態。昔話を読んでいるような安らぎ) 日渡早紀(『ぼくの地球を守って』は本当に好きだった。絵は古いけど早紀ちゃんシリーズもいいですよ) 岡野史佳(初期の短編はまさに珠玉という感じ。『少年宇宙』にも影響を受けた。最近のでは『地上の星座』が好き。)
好きな映画
林海象「夢みるように眠りたい」、キェシロフスキ「ふたりのベロニカ」、ブールギニョン「シベールの日曜日」、サラ・ムーン「サラ・ムーンのミシシッピー・ワン」、クリス・マイケル「ラ・ジュテ」、タルコフスキー「鏡」、石井聰互「ユメノ銀河」、ジム・ジャームッシュ「ストレンジャー・ザン・パラダイス」、ヴェンダース「都会のアリス」、ベルイマン「鏡の中にある如く」、フリッツ・ラング「メトロポリス」、ダーレン・アロノフスキー「π」など。ストーリーよりも、映像美の方に興味があるタイプ。実際映画を見ても、内容をあんまり覚えていなかったり。昔の日本映画やチェコのアニメーションなども好き。
よく聴く音楽
新居昭乃 谷山浩子 zabadak コシミハル 遊佐未森 YMO あがた森魚 フリッパーズ・ギター ブライアン・イーノ ビョーク スザンヌ・ヴェガ 幼虫社 boys
air choir ヤン・ティルセンなどが原点。かわいめエレクトロニカ系、あとはUKロック、アイスランドミュージックなどが大好き。最近はヴィジュアル系も聴いたり、雑食派。一時期より断然音楽に対する間口が広くなったし、わりとなんでも好きになったと思う。とにかく音楽が大好きです。
北国
子供の頃、地図帳で北極圏を見るのが好きでした。北の地名には、心惹かれるものが多く、言葉の宝庫のように思えました。出身地の札幌、北海道は出てくるまで大嫌いでしたが、東京での暮しに慣れて冷静になってみると、いい場所だと思えるようになりました。ときどき、針葉樹林や凍てつく冬の日に見た星空が懐かしくなります。
東京
最初に住んだのが町屋で、都電の音を聞きながら暮していました(そのためか堀江敏幸の都電関連のエッセイには非常に共感)。生活の匂いのする下町が好きです。今は谷中暮しを満喫中。次に引っ越すなら月島がいいな・・。その他東京で好きなのはベイエリアや国分寺方面など。散歩が好きなので、今後はもっともっと東京を歩きたいと思っています。
集めているもの
古本や切手、葉書、昔の薬袋やラベルなど紙屑系のガラクタが大好き。あとは鉱石、万華鏡、地球儀、顕微鏡、レンズ、真空管、スノードーム、あやしい理科用品などなど。金属や硝子などの持つ無機的な冷たさを愛しています。私の部屋には、自分だけの宝物がたくさん眠っています。大半の人にとってはゴミでしかなくて、同じ趣味の人しか喜んでくれないような、そんな脆い宝物です。あやしくて珍奇なもの、美しくてキラキラしたものをコツコツ集めています。
好きな場所
博物館や科学館、水族館、プラネタリウムなどの閉ざされた場所。夕暮れ時の路地。水のある風景。埠頭。灯台。展望台。工場地帯。古い町並み。こういう場所を、カメラ片手に歩いている時は幸せ。どちらかというと、人のいない場所が好き。あとは、昔は栄えていたのに今は寂れてしまったような所とか。人が去った後の静けさが好きなのだと思う。「世界の終わり」は大袈裟なことではなく、そうした何気ない風景の中に潜んでいる。
好きな色
このHPを見れば一目瞭然かと思いますが、ブルー。私にとって青とは、自然と人工の両面を兼ね備えた色です。海や宇宙の青、あとは水族館などで見られるような人工的な照明の青とか、上手くいえないけれどそんな感じです。緑もすごく好きな色なのだけど、逆にこちらは「自然」。山や萌える草木の色。基本的にパステル系よりも深みのある色合い、そして寒色が好き。でも嫌いな色というのはなくて、組み合わせ次第だと思う。センスのいい色遣いは憧れ。
本について
本という存在は私を構成する根源要素のようなもの。所謂愛書家ではないけれど、本の持つたたずまいは大好き。私は普通の人が過ごすであろう教育の場から早いうちに脱落してしまったので、よくも悪くも本を通じて世界を学んだと思います。
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