-- カルサイト1 --

雲を払い除けた太陽が私の機械を照らしはじめると、透明の20面体はその切子を通して太陽の宝である光を受け取り、球体から私の箱部屋へと光を撒き散らす。そしてその輝きは光線が折れ曲がって私に達するまでに途中で何度も断ち切られざるをえないので光の強さが弱められ、その結果私の箱は金色をちりばめた緋色の小天空と化したのであった。(「太陽の諸国諸帝国」)