1月7日

日記の更新が遅くなりましたが、5日の深夜(日付が変わって6日になった頃)にようやく東京に戻ってきました。最後の方は帰省日記が止まってしまって申し訳ありませんでした。日記を書こうと思っていた場所でネットワークに繋がらなくなったり、後はPCの前に座る時間があまりなかったりと、バタバタと過ごしていました。数日中に最後の分を追加して、帰省時の日記をHTMLファイルにまとめるつもりです。ワダエミ展へ行ったり、大好きな豆腐・湯葉のお店「梅の花」で食事をしたり、楽しく過ごしていました。

昨日から学校が始まったし、しばらくは勉強中心の生活を過ごすつもりなので日記もつまらないものになりそうですが、その分3月はたくさん更新したいなと思っています。そのために水面下で作業を少しずつ始めています。とりあえず今年の目標はFlashを使いこなせるようにすることです。いい加減プラの方のトップページを変えたいので、そこをFlashムービーにしようかな、と。あまり根拠はありませんが、今年こそはFlashを使いこなせるような気がします。ようやくソフトになじんできました。買ってから3年ですよ、3年。覚え悪すぎ。

去年の日記に書きそびれた、ジェーンの春物のカタログについて。春夏はいつもそうだけど、全体的にポップ&キュートで派手なシリーズが多かったですね。春レジメンシリーズの色が水色系とピンク系という少し変わった色で、でも春らしくてかわいらしかったです。あとはパンジーストライプも素敵でしたね。配色が絶妙で、どの色も美しい。と言いつつ、どちらも予約はしませんでしたが。なんだろう、秋冬はジェーン全開なシリーズ(平たく言えば人気のあるもの)を予約しがちだけど春夏は地味好みなんですよねぇ。去年の春夏なんてジェーンよりロイスの方をよく買って着ていたくらいだし。というわけで、予約は無地ものばかり。基本的には日常着に使いやすそうなカーディガンやブラウス、あとはキャミソールやドロワーズなんかを予約しました。予約票を見ていて気づいたけど、予約したもの全部レースがついてる…。控えめなフリフリ、大好き。ばばーんとした柄の大物は全部入荷連絡にしてしまったけど、人気だし予約で埋まってしまうと思います。まあ、それでもいいや。個人的にはパンジーストライプはスカートなら買いたいなと思っていたりするのですが、それは店頭に並んで試着ができたらということにします。そういえば、もうすぐジェーン本店のセールが始まります。行かないつもりだったけど、やっぱりダメそう(笑)。店頭で見てとても素敵だと思っていたドンルのストールやジャケット目当てに出かけてしまいそうです。ドンルは靴はともかく服を予約することは少ないのですが(でも今年の春はポップさ全開なジェーンよりドンルの方が好みでドンルがいつもより多めですけど)、店頭で見ると「あっ、いいな」と思うものが結構あったりするのです。札幌店のセールでドンルのクラッシュベロアシリーズのロングスカート(黒)を買ったのですが、これがもう本当に素敵で素敵で。着心地いいし、動きやすいし、周囲からの評判もいいし、買ってよかったなと思いました。プロパーの時点から狙っていたものなので、セールで買えてうれしい。今年は「かわいめなドンル」を買う機会が増えそうな気がします。書籍代にお金を使いたいし旅行も行きたいし、ジェーンは多少控えめにするつもりではあるけれど、今年も変わらずジェーン漬けになりそうです。

書き忘れていましたが、バンプの追加公演のチケが先行で取れました!やった、これで初バンプですよ。一般で取れるわけがないし先行がダメだったら無理だなと思っていた矢先だったので、とてもうれしいです。4月はシガーロスも行くつもりだし、今年もいろいろなライヴに行くことができそうです。本も好きだけど、音楽も好き。ライヴも好き。そういえばプラの春ツアーが発表されました。本当は仙台に行きたいところだけど、2月に京都旅行を兼ねて大阪のイベントへ行くので仙台は我慢することに。今年中に仙台行けるかなあ。秋になったら修論だし、遠征してる場合じゃないですよね…。でもなるべく早いうちに行きたいなあ。

とまあこんな感じでお馬鹿さん全開ではありますが、2006年もどうぞ宜しくお願いいたします。今年も地道にコツコツ、前に進んでいくつもりです。


1月8日

久しぶりに松岡正剛の『フラジャイル』を再読中。これは最近ちくまより文庫化されて、とてもうれしかった。以前出ていた単行本も持っていたけど、文庫も購入。そして結局単行本は古本屋へ…。収納スペースの関係で、すっかり単行本より文庫派になってしまった。本棚はまだ買ってないけど、部屋は少しずつ整理中。久しぶりにお気に入りの和食器のお店で粉引の器を買ったり、家での生活を楽しんでます。この三連休は、基本的に用事を片付ける日々です。最近たまっている用事を片付けるのに忙しかったり、インプットの時期ですっかり水面下に沈んでいたりですみません。いろいろな意味で今年はもっと積極的にアウトプットをしていきたいとは思っているのですけどね…。難しいです。


1月9日

ぶらりとお出かけ。本屋に寄り、るるぶの『京都を歩こう』と「本屋さんを遊ぶ!」という特集に惹かれて今月号の『散歩の達人』を購入。ぼちぼち京都旅行の予定を立てないとな。でもまだ2月のスケジュールがはっきりしないので、迂闊に交通機関や宿の予約ができないのがつらいところです。行くのは間違いないのだけど、どの日程で行くかはまだ不明。「本屋さんを遊ぶ!」はとてもよかったです。最近はかなり本を買っています。といっても大半は勉強本ですが。この前も大学の書籍部で勉強本を大人買い。諭吉さん二枚、さようなら〜。もう少し暖かくなったら、中央線の方の古本屋へ出かけたいものです。

札幌土産に買ってきたロイズの生チョコレート、自分用の分を堪能中。洋酒が効いている「山崎シェリーウッド」がおいしい。最近は紅茶の量を少し控えて、菊花茶を飲んでいます。ノンカフェインで気軽に飲めるお茶を探究中。


1月11日

以前私が爆発的にはまって日々ボウルを抱えてグルグルやっていた石鹸作り。ここ一年ほど日記に全くこういう話しが登場しないので熱が冷めたのかと思われている方もいるかもしれませんが…違うんです、冷めたというわけではないのです、まだ在庫処分に忙しくて(笑)。さすがに時間が経って酸化してしまったのもあるので捨てたりはしたのですが、それでもちまちま消費していってようやく在庫の底が見えてきた状態です。作った石鹸を長期に渡って使ったことで、オイルの酸化のことや変質のことが随分わかったかなあ…。酸化しやすいオイルで作ると、ホント三ヶ月未満で酸化しちゃいますね。これは私の保管状態も悪かったりしたのでしょうが。

今使っているのは私が最初に作ったオリーブオイル100%の石鹸(鹸化率は85%)ですが、オリーブオンリーの石鹸は全然酸化しません。何年ものを作れるというのが実感としてわかりました。まるで泡が立たずにクリームのようにトロトロしているけど、しっとりした洗い心地は好きです。作った当初はやたらと溶けるし、使った時期が春から夏でそれに対して石鹸が重すぎたのか肌がベタベタして気持ち悪いと思ったものだけど、今は冬だし石鹸の水分もだいぶ飛んで引き締まったから、去年とはまるで感想が違う。オリーブオンリーの石鹸が好きになりました。

石鹸は作ってからすぐ使えるものではなくしばらく寝かせなければいけなので、使いたいのなら早めに仕込んでおかなければなりません。そろそろ新しい在庫確保のため、石鹸作りを再開してもよさそうです。今度アメ横のカワチヤへオイルを買いに行こうかな。


1月12日

関秀夫『博物館の誕生ー町田久成と東京帝室博物館ー』(岩波新書)を読み始める。最近、新書を読むのがマイブーム。読了した本をあまり日記に書いていないけど、一週間に2冊ずつくらいのペースで読んでいる。この頃、趣味で読む本はあまり幻想小説寄りではない。バタバタしているから、じっくり物語世界に入り込むことができないのだ。だからさくさく読める新書で、活字不足分をカバー。

わりとのんびり好きなことができるかも…と思っていた一月も、あれよあれよという間にかなりきつめなスケジュールに。うーむ。15日に終わってしまうから、明日はなんとしてもヴィヴィアン展に行かないと。せっかく及川光博のDVD借りてきたのに、返却日まで見ることができるかしら。ミッチーに初挑戦です。ついでながらムーンライダーズの「ライブ帝国」も借りてきました。私、ムーンライダーズ好きなんですよ。そこまで詳しくはないんですけど、でも好き。


1月13日

夕方から六本木で開催されているヴィヴィアン・ウエストウッド展へ。授業やら何やらをこなした後で学校から直行&5キロはある重い鞄が肩に食い込むというフラフラな状態に加え、終了直前なので会場内は大混雑。一つ一つじっくり見る気力はなく、ざっと流してしまったのが残念。もっと早くに行けばこんなことにはならなかっただろうと後悔。

肝心の内容だが、70年代から現在までの作品を時系列的にコレクション別に展示していた。ヴィヴィアンが好きといっても最近の作品しか知らなかった私には、35年に渡る彼女の創作活動の全体像が見えて興味深かった。こうして見ていると、己の好みがはっきりとわかる。ジャケット&スカートの組み合わせ、伝統的な素材を用いつつ形にアヴァンギャルド性があるもの。もしくは形がクラシックでありつつ、素材の選び方が先鋭的なもの。つまるところ、伝統を挑発しつつ上品さのある服が好き。あとはやっぱりタータンものが好きだな。ヴィヴィアンは好きなのだけど、実のところあまりまだアイテムは持っていない。スモールオーブネックレスとか、そのうち何か買ってみようかな。ジャケットでもいいのだけど、サイズが合うかが問題。

ヴィヴィアン展の後は3階にあるアート系の本が豊富なお店へ。見回っていたら、大森ゆう子さんと岡尾美代子さんの共著『Fedor,』(ヒョードル)を見つけた。こんな本が出ていたことを知らなかったのでびっくり。テーマは「パン」。購入して家に帰ってぱらぱらめくってみたのだが、パンがテーマといってもロシアパンで、二人でハバロスクへ一緒に旅行した時に撮った写真がベースになっている。岡田さんの雑貨&大森さんの服のスタイリングがただでさえ好きなのに加えて、舞台はロシア。私のツボど真ん中。パンの写真を布にプリントしてスタイリングした女の子の写真がかわいい。チェブラーシカやマトリョーシカをはじめ、ロシアはやっぱり好きだな。いつか訪れてみたいものです。


1月15日

あれよあれよという間に予定が立て込んで、一月の残りのスケジュールが大変なことに…。大丈夫なんだろうか。こなせるかとっても不安。

14日について。この日は出張で上京している黒茶ねずみさんとお会いしました。ねずみさんにお会いするのは3年ぶりくらい?原美術館の中にあるカフェで、雨の庭を眺めつつバスケットランチを一緒にいただきました。二人でワインを一本空けても、とめどない話しは尽きない。2000年にネットで知り合った、同じ79年生まれ。美術展のこと、仕事のこと、研究を続けるということ。本当に楽しい時間を過ごすことができました。数年間ブランクがあってもこうして連絡を取り合うことができて、きっと一年後や二年後にもまた会うこともできて。私は偶然的、そして必然的に他者と出会うことのできるインターネット空間がとても好きなのだと改めて実感しました。私は基本的に、リスクと隣り合わせのそういう危うさが好きなんですよね。人間関係は自分でコントロールできるし、未知の人と出会うのが面白い。カフェの後は現在開催中の「オラファー・エリアソン 影の光」展を見る。展覧会についての感想は、また後日。ねずみさん、久しぶりにお会いできてうれしかったです。次は、ぜひ神戸で再会を。

さて、今日はこれから打ち合わせ、そして夜はライヴです。1月末までにライヴの予定が3つもあるのだけど、結果的には失敗だったかもな。チケを買った時はこんなスケジュールになるとは思っていなかったし。でもま、どれも楽しみなライヴなので這ってでも行きますよ。

 

 

 

 

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