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★10月16日★ ★川上弘美『パレード』(平凡社)を読了。『センセイの鞄』のセンセイとツキコさんの物語。私は決して川上弘美のよい読者ではないのだけど、それでもやっぱり好きな作家の一人なのだ。「天狗たちは一日に一回、必ずゆう子ちゃんに寄っていって、さわりました。そういうとき、さわられたゆう子ちゃんの体はぴかっと光りました。夜のパレードみたいに。ものすごく悲しくて、でもきれいな光でした。」私が引用するとついついこういう箇所を引っ張ってきてしまうのだけど、彼女の持ち味はこういった文章ではないと思う。冒頭のセンセイとの会話やそうめんを食べるシーンが川上弘美らしいと思うし、すごく好きです。 ★注文していた富野有紀子さんのドールが届きました。アンティークのカルトナージュのような、きれいな布張りの箱に納められた小さなお人形を手に取った時のうれしさはどうやって言葉で言えばいいのでしょう。思えば私が最初に富野さんの名前を知ったのは前世紀のことでした。99年に発売された「私のアンティーク」14号でお部屋が紹介されていて、それがとても印象に残っていたのです。当時私はまだ10代。日々宇宙の仕組みに思いを馳せ、さらにアンティークが好きで骨董雑誌を読み耽っていた私は明らかに現世を生きていなかったと思います。言うまでもないでしょうが、友達はいませんでした…。この時は人形の紹介というよりはアンティークやインテリアの紹介という内容だったのですが、お人形を作られる方だということは頭の中に淡く記憶され、それがずっと細い糸のように私の後をまとわりついていました。私は今までもドール好きではありましたが、興味の対象はオートマタやからくりなど、動くメカニカルなものでした。セルロイド、ブリキ、朽ちたマネキン、からくり仕掛けの玩具…。私が手に取るのはこういったものばかり。きれいなビスクドールにも憧れを抱きつつ、でもなかなか近づくことができなかったのです。そんな中少しずつ興味の対象が広がっていったのか、最近はビスクに対する想いが強くなってきました。そこでふと富野さんのことを思い出し、ネットで何か情報を得ることができないかしらと検索をかけたところ、ご本人の作られているHPと出会うことができたのです。富野さんの作られるクラシカルで気品のあるお人形には一目で魅せられてしまい、これから少しずつ集めていこうと固く誓ったのでした。私は小さめのサイズの子に惹かれていて、ミレットサイズのジュモーや箱入りのBonBonちゃんなどが特に好みです。ドールに関しては無知だし詳しい知識はないけれど、私がかわいいと思うもの、きれいだと思うものをこれからも集めていきたいなと思っています。それと同時に、今までと変わらず少年路線のからくりにもアンテナを張っていくつもりです。私にとって、岡野史佳さんのオートマタの少年を主人公にした物語「少年宇宙シリーズ」、そしてスティーヴン・ミルハウザーの描くからくり人形師「アウグスト・エッシェンブルク」、さらにムットーニ、そしてベルナール・フォコンのマネキン写真はやっぱり原点なのです。 ★10月18日★ ★うーん、最近微妙に調子が悪いです。冷え込んだうえに雨だからでしょうか。風邪をひいて寝込んでいる暇はないので、体調管理には気をつけないと。昨日は図書館で勉強、今日は学校で夜は飲み会です。飲み会自体は楽しみなんだけど、こんな週はじめから飲み会ではきつい水・木は死んでそうで不安。 ★大人の科学の9月号がプラネタリウム特集だと今さらながら気付いたので買おうと思ったのだけど、現在品切れ中のようです。重版は11月とか。付録はピンホール式プラネタリウム。大平さんとのコラボだそうです。最近は本当にプラネタリウムブームですね…。藤原基央は四畳半を広げたくてプラネタリウムを作った…と歌ったけど、私は何のためにプラネタリウムを欲しがっているのだろう。閉塞感でいっぱいの毎日を少しでも照らすため?遠い星のことを想って心を慰めるため?今日は久しぶりに、Plastic Treeの「プラネタリウム」を聴いています。 ★10月19日★ ★昨日は結局神楽坂で飲んでいたのでありました。最近なんだか神楽坂に縁があること…。そして飲み会は続くもので、今日は浅草で飲むことになりました。おまけに明日は友達と食事会。絶対飲むに違いない。一番忙しい平日に連夜飲み歩いているなんて、正気の沙汰ではない。お前勉強やる気ないだろう、みたいな。いや、実際あんまなかったりするんですけど。でも一緒に飲んでいるのは大学関係者もしくはその周辺なので、いろいろ考えるきっかけになることも多いのです。引きこもりやめたいし、こういうのに出かけるのもいい勉強かなと思っています。 ★久しぶりに池澤夏樹の短篇を読み直そうと思って「アステロイド観測隊」を読んでみたけど、うーんこれちょっと苦手かも。なんとなくわだかまりが残ってしまう。頭の中が混乱すると、いつも「帰ってきた男」や日野啓三の『光』を読みたくなる。『光』も、帰ってきた男の話しなのだ。日野啓三の『光』はそのうち文庫化されるだろうから文庫になったら買おうと思って早何年、未だその気配もなく実はまだ所有していない本だ。今日はこれから「帰ってきた男」を読み直そう。頭の中に、ぱっと広がるアラベスクの文様。そして、遺跡と音楽。解説に目を通していて、「帰ってきた男」がタルコフスキーの「惑星ソラリス」に触発されて書かれた小説だということを今更ながら知った。 ★10月20日★ ★というわけで、昨日は浅草で飲みました。授業が終わってから参加したので、浅草に着いた時点でもう21時。夜の浅草寺、シャッターの閉まった仲見世通り、誰もいない花やしき。大好きな映画『夢見るように眠りたい』の浅草のシーンを思い出し、「将軍塔の見える 花の中 星の舞う」と唄うように呟きながら、人影がまばらな境内を通り抜けました。飲み会は楽しかったけど、三次会で行こうと思っていた神谷バーがもう閉まっていて残念。デンキブラン、飲みたかったのにな。また今度出かけようと思いました。 ★10月21日★ ★三日間連続で飲んだので、さすがに胃がもたれてます。来週はお酒を控えよう。。この頃は寝不足でフラフラ、ストレスでイライラ、笑顔も余裕もない毎日です。ピリピリしてるなあ、我ながら。 ★小鳥遊夏月さんからハンドルネームバトンを受け取りました。回して下さってありがとうございます。ごく平凡な答えですが以下どうぞ。 ・Q1 貴方のハンドルネームの由来は? ・Q2 他に別のハンドルネームを名乗っていたことはありますか? ・Q3 他の方にどのように呼ばれていますか? ・Q4 全く同じハンドルネームを使っている人を見つけた。さてどうする? ・Q5 ぶっちゃけ、改名しちゃいたかったりしますか? ・Q6 ハンドルネームの由来が気になる人にバトンを渡してください。 ★10月23日★ ★ハンドルネームバトンで言及したせいか、久しぶりにCLAMPの『CLOVER』を読み直したくなって本棚から引っ張り出してきました。やっぱり1・2巻が好きだなー。3巻4巻と進むうちに、なんだか歌がくどく感じられてしまうのが残念。自分のHNの元ネタにしていますが特に織葉が好きだったというわけではなく、むしろ物語全体の世界観が好きでした。躍動感をわざと排除している静止した構図やコマ割りが美しく、とぎれとぎれのフィルムのように鮮烈なシーンが続いていくのが感動的でした。私はこうした静止画がやたらと好きなようで、思えば大好きな映画『ラ・ジュテ』もスチール写真を繋ぎ合わせた、動きのない映像で作り上げられた作品です。来月は『ラ・ジュテ』のDVDを買うことにしよう。 私はそんなにCLAMPが好きというわけではないのですが、『CLOVER』とあとは『東京BABYLON』は自分の中で特別な作品です。のどかな札幌に住んでいて、私は子供で、トウキョウという言葉がとてつもなく未来的な響きに聴こえたあの頃。黒ベタが美しいマットな画面もすごく印象的で、私の中の幻想のトウキョウのイメージを作るのに一役買っていたのかもなと今になって思います。16歳の頃に友達の神島さんと一緒に3泊くらいで東京観光に来たのですが、その時もCLAMPの影響で国会議事堂とかを見に行きましたね、ふふふ(国会議事堂が出てくるのはバビロンじゃなくて『X』ですが)。この旅行は自分にとってすごく大きな存在で、上野の科学館や博物館、五島プラネタリウム、水道橋、皇居近辺など自分に決定的に影響を与えることになる場所にたくさん行きました。あの時は「なんとなくここ面白そうだから行ってみよう」みたいな感じだったのですけどね…。直感的に、すべてを判っていたのかもしれないと時々思ったりする。私の根底にあるものは、昔から何一つ変わっていない。そんな楽しい旅行でしたが、札幌に帰った直後に私は親と大喧嘩をして家出をして(笑)、結局その後十ヶ月家に帰らなかったのでありました。。大変だったよ、あの頃は(思わず遠い目)。その後高校も中退しちゃったし。それに比べて今は平和だけど、こんな生活は物足りないと思っている私の感覚はどこかでおかしくなってしまったのかもしれません。常に時限爆弾を抱えていないと落ち着かない。はた迷惑な人です。 ★10月24日★ ★BUMP OF CHICKENの全国ツアーが発表され、当たらなそうだけどアクションしないよりマシかと思って先行に申し込んでみました。バンプのライヴ、すごく行きたいのです。売れているバンドだからチケを取るのは難しそうだけど、なんとか手に入るといいなあ。 ★今日はずっとMumを聴いています。一番好きなのは「Finally We Are No One」。同じアイスランド出身だと他にはシガー・ロスやらビョークがいるけど、皆好きです。ムームの音楽は、冷たくて温かいまどろみ。アナログとエレクトロニクスのミクスチュアが、なんとも心地よいのです。11月30日の公演に行くことができなくて残念です。もし暇なら28日はMEW@渋谷、29日はMEW@川崎、そして30日がMumと夢のような三日間が過ごせたはずなのに…。この中で行けるのは29日だけです。最近は忙しくてライヴや演劇に行っている暇もあまりないのだけど、余裕があれば11月にアレグリア2、そして12月には鳥肌実に行きたいなと思っています。鳥肌実は絶対行くね(笑)。アレグリア2もサーカス好きとしては見逃せない公演です。さてさて、どうしましょうか…。 ★10月25日★ ★いつも通っている近所のガラクタショップをふと覗いてみれば、店頭に赤いトイピアノが並んでいた。半分壊れかけた、ボロボロの小さなピアノ。叩いてみると、トイピアノ特有の澄んだ、そしてひずんだ音がこぼれた。白と黒の鍵盤と本体の朱色のコントラストがどこか懐かしい。ペンキの剥げかけた木製の本体には、外国の古いラベルにあるようなペイントがほどこされている。見た瞬間から悩む間もなく、これは私が買うのが当然という顔でトイピアノを手に取り、そして家へ持ち帰った。先日キャビネットの中を少し整理しようと思って硝子戸を開けたら、アンティークショップの中のような、埃と黴の匂いが入り混じったむっとする空気が棚の中から流れてきた。この部屋は、どこか澱んでいる。沈殿した時間、物言わぬ濃密な気配をたたえた無機物たち。おもちゃ箱の中の世界。その中でカタカタと動いているのが、黒い目をした私。私だって、本当はゼンマイ仕掛けなのかもしれないのだ。 ★10月26日★ ★ストレイテナーの11月4日AX公演、参戦決定です。一般でチケを買い損ね、オクをマメにチェックするも定価の2倍以上の値上がりっぷりを見て「そこまで頑張る気力はないや、今回はもう縁がなかったと思うしかない」と諦めていた矢先でした。サイトの読者さまが「チケを買えなかった」という私の日記の一言を目に留めて、メールをくださったのです。結局チケを定価で譲っていただけることになり、内心行きたくてたまらなかったAX公演を諦めずに済みました。本当にありがとうございました。AX、とてもとても楽しみです。 私は長年ネットをやっていますが、いつもいろいろな方から親切にしていただいて、その点は本当に恵まれているなと思います。そういえば以前も、日記を読んだ方から小川洋子の『博士の愛した数式』を貸していただきました。ちょうど忙しい時期で本の感想を日記にアップしそびれたのだけど、こちらもうれしかったです。ありがとうございました。小さなサイトで私のとぎれとぎれの呟きが一方的に発信されるだけの場所にも関わらず、こういった思いがけないリアクションがあるのは自分でもびっくりしてしまうし、ああうれしいなあといつも思っています。 今は、テナーの「TENDER」を聴いています。「 果て知らず雨は降り続いて 止まった時間は動き出した そこにはまた悲しみが戻った 君は閉じた目を開いて 塞いだ耳を現した そこはまだ悲しみの中で 失われた美しいものを取り戻しにいくよ」。世界の果ての観覧車から見える青い空は透明なペールブルーで、私は窓にもたれて、大好きな歌を口ずさみながら地上を見下ろしています。今日もきれいな秋の一日です。 ★10月27日★ ★安田講堂の時計塔に登る。安田講堂は見た目がもっさりしていてあまり好みではないのだが、一歩中に足を踏み入れば建築はとても好きな感じ。今日はたまたま普段は入れない時計塔の中に入れてもらった。白い内部はとても静謐で、学生運動時代はここで立てこもりが行われたというのもなんだかピンとこないくらい、空っぽな空気感が心地よかった。全く物がない中で、床に一つ黒電話(!)がぽつんと置いてあるのが印象的だった。なんでも昔は、この電話で下と連絡を取って時計の時刻を調整していたらしい。不要になった今でも電話は通じるし、なぜかそのまま置かれている。ああ、なんだかシュール。誰もいない時計塔の床に、黒電話が一つ。時計塔内部は、四方を見渡すことができる場所である。普段からここに入ることができればいいのに。そう思ってしまうほど、素敵な展望台だった。正門から安田講堂まで、まっすぐ通じている通り。左右はきれいなシンメトリ。夕暮れ時でトロリとした太陽が西へ沈んでいく。正門は、ほぼ真西と一致していた。そんなことも、私は今迄知らなかったのだ。 ★10月28日★ ★最近意図的に学校のことは書いていないのですが、なんかもういろいろ大変です。特に今週はしんどかった…。今日も半死半生の状態で授業だけは出たものの、シンポジウムは思いっきりさぼって家に帰ってずっと寝込んでました。くだらない部分でストレスばかりが溜まっていきます。一から十まで頑張れないから、必要な部分はちゃんとやって後は切り捨てていかないと。自分が落ちこぼれていることは充分自覚しているので、望みなんてとっくの昔に捨てています。ここにいても、たぶんお先真っ暗。それが現実。だからどうにかして、別の道を探さないといけないの。親がここを見ているので念のために言っておきますけど、学校やめるとかそういう話しじゃないのでご心配なく。今の学部に入ったことは間違っていないと思います。 ★思いがけない人と全共闘の話しをする。私は全共闘とは全く無関係な世代だけど、元全共闘代表の山本義隆は限りなく敬愛しています。『磁力と重力の発見』、実はまだ買っていないのです。今年のクリスマスにでも、自分にプレゼントしようかな。先日の安田講堂の体験が、まだ自分の中で強烈に響いています。 ★今週はやさぐれるにいいだけやさぐれていたので、せめて週の終わりには楽しいことを…と家に帰る前に体を引きずってジェーンに寄りました。冬物も少しずつ入荷しているし、完売していたはずの秋物も再入荷していたりして、店内の品物が豊富で目の保養。今日は入荷連絡のあった冬物第一弾、レジメンシリーズのスカートをお引き取り。レジメンネクタイスカート、グリーンは店頭には並ばなかったみたい。予約しておいてよかった。ネクタイを繋ぎ合わせたようなデザインのスカートで、いかにもJaneなテイストです。同居人に見せたら大変不評でしたが(コテジェーンはダメらしい)、私はすごく気に入っています。おまけに予約のものを引き取るだけではなく、余計なものまで買ってしまいました。ストレス溜まっている時にジェーンへ行くと絶対こうなるのよね…。買い逃した秋物で後悔していた品物がひょいと入荷していたので、それをお持ち帰りしました。満足満足。体力的にはしんどかったけど、やっぱりお店に寄ってよかったです。かわいいものをたくさん見て、ちょっと元気が出ました。 ★10月29日★ ★一日中眠り続ける日。眠っても眠っても疲れが取れない。そして予定がどんどん崩れていくので、今後のことが心配。今日は寝転びながら、恩田陸『三月は深き紅の淵を』を再読した。読書に至福の喜び。ブッキッシュな人を悦ばせる細工があちこちに散りばめられている本。 ★MEWの追加公演が決まったそうですが、忙しくて行けない…。この秋から冬にかけての来日ラッシュは一体なんですか。都合がつかずに諦めたライヴは数知れず。国内のアーティストだったら次のツアーに行けばいいやと諦めもつくけれど、来日は次がいつになるかわからないし。行きたいライヴを見送るのは切ないです。今日はなぜかMumの『Summer Make Good』の気分でこればかり聴いています。一夏かけて、灯台でレコーディングされたというアルバムです。前作よりも、メランコリックでダークな色合いが濃くなっている。私の大好きな「Green Grass Of Tunnel」のようなキラキラした曲はないけれど、でもこのアルバムもとても好き。 ★10月30日★ ★日記に書き忘れていましたが、新居昭乃さんのライヴのチケは無事取れました。なので、今年のクリスマスは一人で歌舞伎町ということで決定。昨日のMumの灯台繋がりというわけではないのだけど、ふとヴァージニア・ウルフの『灯台へ』を読みたくなって本の山から発掘してくる。最近は本があまり読めないので、読了するのに時間がかかりそう。読書をしないと、自分の中のある部分が猛烈な勢いで崩れていくのがよくわかる。明らかに、私はどんどんダメになっている。 ★今月号の装苑を買いました。アクセサリー特集、かわいいです。アクセサリーって山ほど持っていても、さらに欲しくなってしまうものなんですよね…。抽斗の中にざくざく溜まっていきます。コスチュームジュエリーがかなり好みでした。でもこういうゴージャスなの全然似合わないから、買っても観賞用になってしまいそうだわ。あと今月もJane Marpleが載っていて驚きました。今回の雰囲気、すごく好き。カタログで気になっていたレジメンワンピースが載っていて、やっぱりかわいいなあと思いました。なかなかいいお値段だったのと普段使いできるアイテムをメインに購入するというポリシーなのでワンピースは見送ったのだけど、やっぱりすごくすごくかわいいです。でもまあ、身長153センチの私はきっと着こなせないよ。背の高いすらっとした人じゃないとダメだよ(と思うことにして諦めてみる)。この記事に載っているもので私が予約しているのはラメレースのついたチュールスカートかな。入荷が楽しみです。さてと、かわいいものを見て気持ちもなごんだのでまた勉強に戻りますか。今日も引きこもりな一日でした。来週こそは、やなぎみわ展とダ・ヴィンチ展へ行かねば。 ★10月31日★ ★今日は万聖節の宵祭。ハロウィーンになると、ブラッドベリの「集会」を読み直したくなる。決して明るく楽しいハロウィーンの話しではないのだけど…。少年ティモシーの孤独と死の影が全編に漂っている。「集会」を読んでいたら萩尾望都が漫画化した方も読みたくなって、そちらも引っ張り出してきて読み耽ってしまった。その後検索をかけてフラフラしていたら、つい最近河出で文庫化された『塵よりよみがえり』がこの「集会」に連なる「一族シリーズ」の本だと知る。次に本屋へ行った時に買わなければ。それはともかく、Happy Halloween! 明日からは11月だ。 |
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