ARGUS C3

ネットで初めてこのカメラを見た時、デザインの素晴らしさにすっかり惚れ込み、なんとしても買わなければと思いました。四角いカクカクした形といい、いじるところがたくさんあるボディといい、とても好みでした。まともに中古カメラ店で買うと高いので穴場なところをあちこし探して、ようやく予算以内できれいなものを見つけることができました。

注文したカメラが届いてドキドキしながら取り出したまではよかったのですが、ここでちょっと困ったことになったと思いました。カメラが大きいのです。初期のニコンなども大きくて私の手では持て余してしまいますが、これはそれ以上でした。「レンガ」という渾名はまさに的を射ていて、大きさといい重さといい、レンガそっくりなのです。凶器になりそうなくらい大きくて重い。これにはちょっと困ってしまい、「アメリカサイズを侮ってはいけなかった」と苦笑してしまいました。

私はカメラは飾って眺める趣味はなく使って楽しみたいタイプなのですが、さすがにこのアーガスだけはちょっと持ち歩く気にはなれなく、ひとまずキャビネットに飾っています。大きいし立派なカメラなので、キャビネット映えしてかなりかっこいい。ですがこのまま一生戸棚の中ではかわいそうなので、いつか連れ出して撮影したいと思っています。

アーガスはアメリカで1930年代頃にとても流行ったカメラだそうです。無骨なまでのゴツゴツした形、そして800グラム近い重量。どうしようもなく使い勝手は悪いのですが、モノとしての魅力はとびきりです。このカメラの形は本当に好きで、今回は数枚しか写真をアップできませんでしたが、のちほど他の角度からも撮ってみるつもりです。ペラペラのプラスチックでできたトイカメラも好きですが、こういう鉄の塊のようなカメラも好きなのです。私は両極端に走る傾向があると思います。

スペック:フィルムは35mm、ファインダーは距離計連動式、シャッタースピードは1/10秒〜1/300一秒、絞りは現在調査中